堤防釣り

シーズン到来!江東区の小名木川・横十間川で夏のハゼ釣り 2018年7月

投稿日:2018年7月16日

2018年7月16日(月) 小名木川・横十間川(東京都)

晴れ 中
干潮13:33 満潮6:52

本格的な夏の到来とともに今年もやってまいりました、2018年のハゼ釣りシーズン

昨年の秋口に、小名木川(おなぎがわ)・横十間川(よこじっけんがわ)界隈でのハゼ釣りって、どんな感じ?とばかり、リサーチがてら初釣行してみたわけですが、なかなかなんの、2時間ほどで60尾以上の釣果を得られ、ハゼ釣りは一気に身近な釣りの仲間入りを果たすに至ったわけであります。
そして7月の3連休最終日、午前中限定ですが、いつものスピニングタックル片手に息子も連れて、小名木川・横十間川界隈にハゼ釣りに行ってきました。




※ちなみに今年2018年の毎月のハゼ釣り定点観測記事たちは、こちらです。

<2018年の小名木川・横十間川界隈でのハゼ釣り>

【小名木川・横十間川 クローバー橋】

 

【仙台堀川】

タックル、仕掛け、エサ

基本的に前回のハゼ釣り時と同じタックル構成で、いつものスピニングタックル(シーバスジギング用ロッド)です。

小名木川・横十間川界隈での僕の釣り方は、基本足元でのサイトフィッシング(魚を見ながらの釣り)なので、「江戸前の風情(ふぜい)」とか、しもりウキを使った「趣(おもむき)」みたいなことを気にしないのであれば、竿の長さお構いなし(6ft 1.8m!)ラインの太さお構いなし(PE0.8号+リーダー4号!)の組み合わせで、まったく問題ありません。

何よりこのハゼ釣りでは、『針のサイズが最重要』だと思っています。
結局、どんな釣りでもそうですが、「釣りたい魚のサイズに、針のサイズとエサのサイズを合わせる」ということなんですね。
ハゼなどの小さなさかなを釣るときには、特に重要なポイントになります。

小物釣り用に携帯する
仕掛けセット。これだけ。

 

ちなみに今回の仕掛けも、前回とほぼ同様の構成です。
今回は、ビーズ等の飾りは付けず、よりシンプルなものにしました。

<仕掛け構成>
 A.PEライン(0.8号)
→B.スイベル
→C.ナイロンリーダー(手元にあった4号を30cmくらい)+中通しオモリ
→D.スイベル
→E.市販のハリ(ハリス5cmくらいにカット)+ガン玉

の構成で、「C.ナイロンリーダー」に昔バス釣りで使用していた適当な重さのワームシンカー(中通しのオモリ、1/4oz:約7g)をセットして底を取りつつ、「E.市販のハリ」は袖針2号アジ針4号をセット(ここが最重要!)
そしてハリスには底取り用に小さなガン玉オモリをセット

ただ、ワームシンカーにしろ、ガン玉にしろ、オモリを付ける目的は、「底にいる魚たちの目の前に、エサの付いた針をいち早く届ける」ことなので、この目的が果たせるのであれば重さや大きさの指定は特にありません。
極端な話、その辺に転がっている石ころを結び付けて代用しても問題ないと思います(笑

小物釣りでの定番。
アジ針と袖針。

 

また、針のサイズも袖針にしろ、アジ針にしろ、小さければ何号であってもOKです。
(たまたま小さい針として手元にあったのが袖針2号だったり、アジ針4号だったりしただけで、これだ!ってのはなかったりして。。
ただ、これ以上小さいハリだとエサをつけにくかったり、ハリを飲まれる可能性が高くなるので、個人的には袖針2号あたりがイイ感じ!なんじゃないかと。
万が一、ハリが飲み込まれたときは、便利グッズとしてもご紹介している「ダイワ(Daiwa) プチ プライヤー 110H ナイト」の出番です!
今回もエサのカットに、ラインのカットに、針はずしにと、大活躍でした。)

右からシンカー、スイベル、ガン玉、ハリ。
今回も至ってシンプル。

 

エサはベビーホタテの貝柱部分を5mm幅くらいに適当にほぐして、ハサミで小さくカットして、針先を少しだけ出すようにセットします。
(残りの使わないベビーホタテは、乾かないようにビニール袋かタッパーに入れておきましょう。)

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今年も小名木川・横十間川界隈のハゼは絶好調!

近所のスーパー(サミット)でベビーホタテを購入し、昨年良かった豊住橋の近辺で10時過ぎに釣り開始です。

ちなみに、ホタテは当日に1パック購入してそのまま持参しましたが、前日に購入しておいて、使う分だけ小分けにして持参した方が、鮮度面でも良いですね。
ホタテは1個あれば、1日十分遊べますし。
実はこの「エサの鮮度」も喰いに影響する重要なポイントなんではないかと。
エサは魚との接点なので、この辺りにも気を配りたいですね。

エサのベビーホタテ。

 

水中をのぞき込むと、そこかしこにハゼやセイゴ(?)の魚影が。
ただ、まだ少し時期が早いのか、ハゼもセイゴも5cmくらいからせいぜい10cmくらいのサイズ中心といったところです。もう一ヶ月もすれば、数センチほどサイズアップしてくると思います。

まずはアジ針4号にエサ付けして投入してみると、早速ですが、それはそれはもうお祭り騒ぎ(笑
四方八方からハゼたちがエサのホタテに猛アタック!
あっという間にエサのベビーホタテが見えなくなり、そしてそれはハゼがエサを食い込んで、アワセを入れるサインでもあります。
そっと竿を上げてみると来ました来ました。イキのいい7cm程度のハゼです。

イキのいいハゼくん。今年も健在。

 

その後もこれまた昨年同様、どこからともなくハゼたちが湧いてくるような感じで、コンスタントに、というかまさに秒速入れ喰い状態でした。
息子も15匹ほど釣ったところで飽きてしまったらしく、結局1時間ちょっとで40尾近く釣って終えることになりました。(全部リリース)

興奮も最初だけ。
釣れ過ぎて飽きてしまった。。

こんなゲストも。貫禄十分のテナガエビ。
背中にはフジツボが。

 

おわりに

今日のペースで2~3分に1尾程度でしたが、飽きずにマジメに手返し良くやれば、ホントあっという間に100尾行ってしまいそうな勢いでしたね。
今年も小名木川・横十間川界隈のハゼたちは、イキが良く、健在でした。

この辺りは淡水と海水が混じり合う汽水域なので、ハゼヨシノボリ系の底魚のほか、ボラセイゴ水クラゲカニエビスジエビ?)など、淡水・海水双方のさまざまな生物たちがたくさん住んでいます。
今回はじめて釣りましたが、淡水系のテナガエビもいるんですね。ちょっと驚きました。

そして水辺であるが故、いろいろな野鳥たちも生息しています。
サギ類やオナガ、ムクドリなどに混じって、なんと色鮮やかなカワセミもいたり!(東京都内なのに!端っこの方ですが。。)
コサギがボラッコを捕食するシーンなど、むち打ちになるんじゃないかと心配するくらいに首を素早く動かして魚を捕らえるサマは、実に見事です。

2018年1月のカワセミ

 

今年の夏はまた猛烈で、危険なくらいの暑さです。
暑さ対策には十分気を付けながら、コッキーンと冷えた飲み物でしっかり水分補給して楽しく釣りを!

今日も身近な生態系、自然に感謝!



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■筆者プロフィール
1970年代生まれの団塊ジュニア世代
妻、長男とともに都内在住。
子供のころのフナにはじまり、ブラックバス、ライギョなどの淡水の釣りを経て、海釣りへ。
たのしく釣りを」を第一に、フィッシングライフを満喫中。