乗合船釣り

相模湾平塚で五目釣り乗合船デビュー!

投稿日:2017年4月30日

2017年4月23日(日) 平塚 庄治郎丸(神奈川県)

晴れ 大潮
干潮9:39 満潮15:36

これまで堤防釣り手漕ぎボート釣りと来て、エンジン船に乗ったことのない我が家の7歳児でしたが、今回は乗合船デビューです!

身長120cmあまりの息子にとって、乗合船の船べり越しでの釣りはハードル高いかなとは思いつつも、明け方の富士山を眺めながらのクルージングの中、時折顔を見せるトビウオだとか、あわよくば数mのヨシキリザメなんかに出くわさないかなといった、本来の釣りとは別のところでのサプライズ経験を期待しながらの釣行でした。

夜中の3時過ぎに起きて向かったのは、平塚港庄治郎丸LT(ライトタックル)五目船にて、いざ出陣!




【平塚港 庄治郎丸】

タックル、仕掛け、エサ

今回のタックルは、船釣り用の電動LTタックル一本で臨みました。
一応息子用にいつもの堤防仕様のベイトタックルを持参しましたが使用せず。
仕掛けは市販のウィリー仕掛け、またはイサキ用仕掛けをセットし、エサはオキアミのMサイズを持ち込みました。

1.シマノ ライトゲームSS モデラート TYPE64 M235
  シマノ フォースマスター400(PE2号200m)
  サニーカゴFLマーク2オモリ40号+クッションゴム(1.5mm20cm)
  +ウィリー仕掛け/イサキ用仕掛け

 

釣り方

船宿支給のアミコマセを使用した五目釣りなだけに、釣り方は至ってシンプルです。

オキアミを曲がらないようにまっすぐ刺したら、アミコマセをビシの5分~7分程度詰めた上で船長の指示棚の2~3mくらいまで落とし込みます。そこから竿を2~3回大きめにやわらかく煽りながらコマセを撒いて指示棚まで巻き上げて、あとは待つだけ。

コマセ釣りで、普段気にかけているのは、

  • オキアミは1匹掛け、2匹抱き合わせ、どちらの場合もオキアミをまっすぐ針付けする(慣れないと意外と難しいんですけどね)
  • コマセは入れすぎない、撒きすぎない(コマセを喰わせ過ぎるとすぐに満腹?コマセはあくまで寄せるため、針のエサを喰わせるイメージ)
  • 基本、ビシの下窓は全閉か、ほんの少しだけ開けて、ビシの上窓からコマセを出すイメージでコマセの出方・減り方を見ながら上窓を調節(巻き上げたときにビシに少し残って返ってくるイメージ。最初に何度か試してみて調整。)
  • 船長の指示棚とビシの位置を合わせる(船内のチームワークが大切)
  • 棚取りはリールのメーター表示ではなく、ラインのマーカーを基準に(リールのメーターは結構ズレます)
  • 5分くらいを目安に一旦巻き上げてエサを確認し、手返しよく(エサの付いていない針に魚は掛かりません)

といったところでしょうか。
とはいえ、気にかけて実践したところで即爆釣というわけにもいかないわけですが。。。

さてさて、今日はどんな釣りになるのか?



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さかな、いる!?

現地到着後、船宿前にクルマを停めて受付を済ませ、駐車場へ誘導を受けてしばし船宿にて待機。
しばしの後、軽トラで平塚港へ。
過去に何度かお世話になっている船宿だけに、戸惑うこともなく6時ころ出船となりました。

20分ほど走ったところでスローダウンし、さっそく投入開始です。
指示棚下まで落として竿を煽った後、しばらくは手持ちで様子を見ます。

が、しかし。。。
アタリません。。。

電動リールのタイマー表示を頼りに、5分経つか経たないかくらいで一旦巻き上げて、エサとコマセの残り具合をチェックします。
適度にコマセを追加で詰めながら、エサを付け替えながら投入を繰り返します。
なるべく「殺気」を消すために、手持ちは止めて今度は置き竿で様子見です(笑

アタリ待ち

すると、竿先に魚信アリ。やっぱり殺気に気付かれてたんですかね~。
一定スピードで巻き上げてくると、20センチくらいのアジでした。
まずはボウズ回避成功!(笑
どんな釣りでも、1匹でも釣れるとホッとするものですよね。

本日1匹目のアジ

息子はというと、船上爆睡中(笑
朝早いし、船の揺れで眠くなっちゃうんだよね~。ちなみに、子供用の酔い止めキャンディを舐めての乗船です。

その後はポツポツと釣れ、かといって大きな盛り上がりもなく。。。
ちょっとしたサバ祭りやトラギスなんかも釣れたりしましたが、結局アジ8匹にウルメイワシサバといった、五目定番な魚たちをお持ち帰りしました。

いかにもクロダイやシーバスが付いていそうな人工物

おわりに

結局、イマイチ盛り上がりに欠け、トビウオにもヨシキリザメにも出くわすことはありませんでしたが、息子にとっては堤防での釣り手漕ぎボートでの釣りとはまた違った新たな体験ができたんではないかと。
まあ、これはこれで良しってことにしときます。

お持ち帰りのアジサバウルメイワシたちは、刺身やフライでおいしくいただきました!

今日も海の恵みに感謝!

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■筆者プロフィール
1970年代生まれの団塊ジュニア世代
妻、長男とともに都内在住。
子供のころのフナにはじまり、ブラックバス、ライギョなどの淡水の釣りを経て、海釣りへ。
たのしく釣りを」を第一に、フィッシングライフを満喫中。