乗合船釣り

長福丸ヒラメ釣り大会(クリスマス杯)@外房大原 2017年12月

投稿日:2018年1月6日

2017年12月23日(土) 外房大原 - 長福丸(千葉県)

晴れ 中
干潮13:32 満潮8:15

11月から12月にかけて、ちょっとした釣り大会のマイブームがやってきているようです。

いつもお世話になっている釣り仲間のK氏とご一緒し、クリスマスイブ前日に外房大原港は長福丸でのヒラメ釣り大会に参加してきました。
12月23日と24日の2日間、「長福丸クリスマス杯」と称して開催されるようです。

前回の飯岡幸丸でのヒラメ釣り大会では、みごと優勝を飾ったK氏ですが、今回は果たして?

大原港長福丸

 

大原港は、テンヤマダイの発祥の地として知られていますが、外房有数のヒラメスポットでもあります。大原港界隈では先日の釣行でお世話になった飯岡とは異なり、禁漁期が5~9月に設定されています。

立て続けの釣り大会参加なので、ちょっとお気楽、でもやっぱ「一発高級魚、年越し大ヒラメ欲しい!」てな感じで、外房大原に向けて出発です!

【外房大原 長福丸】

タックル、仕掛け、エサ

今回もいつもの相棒、シマノのLTタックルセットでの参戦。
仕掛けは自作のトリプルフック仕掛けを10セットほどに加え、市販の替え針大ヒラメ仕様を5セットほど用意しました。

市販の外房大ヒラメ仕様
替え針

ちなみに大原でのヒラメ釣りの場合、結構浅場を攻めるので、飯岡でのヒラメ釣り(40号~80号)よりは軽めのオモリ(20号~40号)を使用しました。

ただ、PEラインの太さやオモリの重さなんかは、船内でのオマツリ防止のためにも船宿さんのルールに従う必要があります。

【タックルセット】
1.シマノ ライトゲームSS モデラート TYPE64 M235
シマノ フォースマスター400(PE2号200m)
+ヒラメ用泳がせ仕掛け(全長1.2mの胴付き仕掛け:幹糸10号80cm+捨て糸4号30cm~50cm+ハリス7号~8号60cm~80cm)
+オモリ20号~40号

 

釣り方

ヒラメ釣りって、いくつか押さえるべきポイントがあるとは思うんですが、マルイカカワハギほど繊細な釣りでもなく、「実はそんなに細かいこと気にしなくてもいいんじゃないか?」ってのが持論なんですが、実際はどうなんでしょうか?
マルイカカワハギと比べちゃダメですか?)

まあ、4kgを超えるヒラメ釣ったことない人間が言ってる戯言ではあるんですが。。。苦笑

<僕が考えるヒラメ釣りのポイント>
 ・エサのイワシは、できる限り大きいものを使う(これ、かなり重要だと思います)
 ・エサのイワシは、できる限り弱らせず、目をふさいで針掛けする
 ・タナは底を意識しつつも、底ベッタリではない
 ・置き竿ではなく、常に手持ちで船の進行に合わせてイワシを泳がすタナを調節する
 ・あとは根気よく、信じて待つのみ(運が半分?)

 

夜明け前から熱気ムンムン@長福丸

年の瀬のこの時期の釣りは、まさに毎日がさかなたちに対する「夜討ち朝駆け」みたいなもので、1年で一番日照時間が短い中での釣りになります。
船宿に着くのも真っ暗な中ならば、出船後に釣り開始してからもしばらくは暗い中での釣りなんですね。しかも寒い!
そして今回の釣りもご多分に漏れず、こちらは出船前の風景。

仕掛けのセッティングをしつつ、
大会にスタンバる釣り人たち。
この時間が結構楽しい~。

年末、しかもクリスマスイブを翌日に控えているにも関わらず、釣り人のみなさんは熱気ムンムンでしたね~、僕も含めて(笑。

出船までの待ち時間にラインガイドにPEラインを通して、持参した仕掛けをスイベルでつないで、「最初のオモリは何号にしようか?」なんて考えながらオモリをセットする。
船がポイントまで走ってる間、仕掛け(ハリ)が風で煽られて絡まないようにオモリを船べりの内側に適度な垂らしで落ち着けつつ。
「結び目ゆるんでないよね?」なんて、グインと仕掛けを両側に引っ張りつつ。
「イワシはまだ配られないよね?」なんて、周囲を見渡しながら、足元のバケツに海水を供給しつつ。

いやはや、この釣り開始までの移動時間、待ちの時間が何ともたまりません
今日一日、素晴らしい釣りが繰り広げられるであろうと、大ヒラメが自分のロッドを満月にしてくれるであろうと、妄想タイム全開!のひとときですね(笑。




ぽつりぽつりとヒラメ

港を出て15分ほどでポイントに到着。
いつもながらキレイな朝焼けの中での釣り開始です。

寒いこの時期の朝焼けは特に美しい。。

 

今回は左舷ミヨシで釣り座を陣取っています。
手際よく、イワシを針掛けしては投入し、底ダチ適度に誘いで釣り進めていきます。

イキのいいイワシたち。

 

美しい朝焼けの中での釣り開始から、K氏も僕もぽつりぽつりという感じでヒラメの型は見ることができてますが、なかなか大ヒラメに遭遇することはできず。
船中でも釣果は伸びてないようです。

釣りしてる一日って、ホントにあっという間ですね。
集中してたら、ろくに写真も撮らずに一日が終わってしまいました。。

終わってみればK氏も僕も3枚ずつの釣果ではあったものの、座布団ヒラメは上げることができず、あっさり大会終了となってしまいました。。。

おわりに

僕が乗った船では3枚が竿頭だったらしく、数では同数トップだったようです。(ちょっとうれしい笑)
結局、4隻出船した中でトップが6枚、4.3kgのヒラメを挙げた方が優勝とのことでした。

ヒラメたち

表彰式の風景

表彰式では、鈴木新太郎さんが司会を務めておられました。

帽子やTシャツなどのほか、上位入賞者にはオーブンレンジなんかが贈呈されてましたが、個人的にはモノをもらうよりも、船宿無料券や回数券、割引券なんかの方がうれしいんじゃないかな、なんて思ったり。
船宿的にもリピートしてもらって、釣りの楽しさを味わってもらえるわけですし。

ちなみに僕は毛布をもらって帰りましたとさ。

良いお年を!



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■筆者プロフィール
1970年代生まれの団塊ジュニア世代
妻、長男とともに都内在住。
子供のころのフナにはじまり、ブラックバス、ライギョなどの淡水の釣りを経て、海釣りへ。
たのしく釣りを」を第一に、フィッシングライフを満喫中。