2015年10月11日(日) 三崎港(神奈川県)
くもり 大潮
干潮9:36 満潮15:48
2015年9月に釣りデビューを飾って以来、すっかり釣り好き(?)となった息子を連れて、またまた堤防釣りへ。夜中の3時4時の起床も厭わず(?)、というか「釣り好き」というより、帰りに立ち寄る『日帰り温泉・銭湯』が楽しみみたいなんですが。。
今回は三浦半島の先端、三崎港の通称「製氷所前」といわれている、城ケ島大橋のたもとでの釣りに決定。いざ出陣!
【三浦市 三崎港】
タックル、仕掛け、エサ
いつもの堤防仕様タックル3セットに、エサは定番アオイソメに加えて、息子の「カワハギが釣りたい!」の声にアサリのむき身(冷凍)、それにイワシが釣れるとのことでサビキ用のアミコマセを持参しました。
また今回は、いつもの胴付き、ちょい投げの仕掛けに加えて、「トリックサビキ」を初めて使用。小さなアミコマセを針掛けさせるために微妙に大きさの異なる針を2つ重ねた針を連ねた、こんな仕掛けがあるなんて、よく工夫されているなって思いました。
1.コンパクトロッド+カワハギ用胴付き+オモリ8号
2.ベイトタックル+トリックサビキ+オモリ8号
3.スピニングタックル+ちょい投げキス+小型天秤+オモリ10号
釣り方
今回は、
- アオイソ1匹掛けのちょい投げ
- アサリのむき身を付けた胴付き仕掛けを足元投下
- イワシの群れが到来した時にはトリックサビキとアミコマセで足元投下
の三段構えです。
さてさて、今日は何が釣れるか?
三崎港の魚影の濃さは抜群!
辺りが明るくなるころに現地到着。ここもメジャーな釣り場のせいか、すでに数組の釣り人たちが入ってました。
花暮岸壁の対面辺り、北条湾に向いて釣り座を構え、釣り開始。
ここは足場はそれほど高くなく、海面まで2、3mくらいで大磯港ほどではありません。また足元の水深は4、5mほどあるようです。
さっそく、ちょい投げ仕掛けを投げて放置、アサリを付けた胴付き仕掛けを足元に投下して魚信を待ちます。
するとアサリ仕掛けに即アタリ。軽くアワセると小気味良い魚の引きが。息子に代わってしばしば巻き巻き、挙がってきたのは本命カワハギ!いきなり本命ゲットとは、ツイテます(笑
そして、アオイソを付けたちょい投げ竿では投入後、ゆっくりと、海底の凹凸を感じながら1秒間に10cmほどの速さでオモリを底に這わせながら引いてくると、「コンコンッ」と小気味よいアタリ。軽く竿をあおってアワセると、そこそこ元気な引きが。
ライトタックルだけに、いい引き楽しめます。
速すぎず遅すぎずの一定スピードで巻き上げてくると、今度はなんと小型のマダイ(チャリコ)!
オカッパリで、しかもアオイソメでマダイが釣れるなんて、びっくりしました。
しばらく沈黙の時間が訪れる中、8時を過ぎたころ、「魚がいっぱいだー!」と叫ぶ息子の言葉に海面をよくよく見てみると、無数のイワシやサッパの群れが帯をなして泳いでいるではないですかっ!
チャンスタイム到来!
早速ベイトタックルにサビキ仕掛けを用意し、アミコマセとともに投入。
コマセを撒くたびに、さかなの群れがぶわっと溢れかえります。
そして針掛かり。それはそれはもうお祭り騒ぎ。
まわりの釣り人たちも一緒に、サッパやカタクチイワシ、マイワシ、トウゴロウイワシなどのイワシ祭りで釣れまくってます。
その間、息子は釣る係、オヤジはエサ付けと針外し係で大忙し。ひたすら釣りまくります。
この群れは昼過ぎにわれわれが帰る時間帯までずっと途切れることなく、数十匹釣ったところで息子も飽きてしまいました(笑
その後もシロギスやらハゼやらがポツポツ釣れ、食べる分だけ確保しつつあとはリリース、リリース、リリース。
ひととおり釣り終えたところで本日の釣りは終了。
帰りに油壺マリンパークのお隣の観潮荘(露天風呂からの景色が最高です!)に寄って大海原を眺めながらの日帰り温泉に浸かり(湯につかりながら拝める景色がすばらしいっ!)、今日も大満足の釣行を終えることができました!
油壺マリンパークでは、息子にせがまれて水族館にも寄るハメになりましたが。。。
広い敷地内にペンギンが間近で見ることができたり、ネコザメに触ることができたり、大きなサメの歯が展示されてたり、カワウソが可愛かったりと、場末感は否めないもののそれなりに楽しめます。どうやら三崎方面釣行の定番コースになりそうな悪寒。。。笑
おわりに
マグロの一大拠点として有名な三崎港。
ウマいマグロを食べようと近場ドライブで訪れたことはありましたが、釣り目的での訪問は初めてでした。
ちょっとした観光地でもあり、メジャーな釣り場でもあることから、人ばっかりの激混みハイプレッシャーで釣れない上にオマツリしまくり、みたいなことを心配しましたが、選んだ場所が良かったのか、周りの釣り人たちとの適度でゆる~いつながりを感じながら、快適に釣りをすることができました。
それに目の前に城ケ島があるものの、三浦半島の先端なのである意味外海とも言え、潮通しが良いからなのか、その魚影の濃さは感動ものでした!沖目に鳥山もできたりしてましたし。
近所の野良猫が釣れたさかなをおねだりに来たり、上空を飛ぶトビの勇猛果敢な狩りを目の前で見ることができたりと、ちょっとした非日常感も感じたり。
ハトのエサやりおじさんはご愛敬?
持ち帰ったカワハギはお刺身で(息子が絶賛!)、サッパ・イワシはから揚げで(カルシウムたっぷり!)、チャリコは無理やり(?)塩焼きにして、それぞれおいしくいただきました!
今日も海の恵みに感謝!
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