ボート釣り

相模湾葉山でのボート釣りで大物!?ラインブレイク連発の正体は!?

投稿日:2017年6月12日

2017年6月11日(日) 葉山フィッシングセンター(神奈川県)

くもり時々晴れ 大潮
干潮12:04 満潮5:00

クラーケン(※)って全長2.5kmなんだよ、知ってた?ところで、タコ釣ってみたいんだよね~。」

最近、UMA(ユーマ:Unidentified Mysterious Animal:未確認生物)にハマっている息子のふとしたつぶやきから、実は葉山周辺がタコ釣りの隠れたメッカだということを思い出しました。

そこで「いつも手漕ぎボートで釣りしてるところで、タコ釣りできるらしいから行ってみる?」との問いかけに、二つ返事の我が息子。いざ、葉山・森戸海岸の葉山フィッシングセンター(HFC)へ出陣と相成りました。

メインは一応タコってことで、タコテンヤを入手しての釣行となりました。

 ※クラーケンとは、伝説上の海の巨大生物のこと。巨大なタコやイカ、ヘビ、クジラなど諸説あるらしい。




【相模湾 葉山フィッシングセンター】

 

タックル、仕掛け、エサ

タックル構成は、タックルバランスお構いなしのいつもの3セットに、今回はタコ狙いという前振りがありつつ、タコテンヤのほかにいつもの胴付き仕掛け、イサキ用仕掛けに加え、ヒラメ用仕掛けを用意しました。
エサはいつものアミコマセ、オキアミLサイズ、アオイソメ、そしてタコ用にヒミツのエサを持参。

1.ベイトタックル+イサキ用(全長2.5m)+サニーカゴM+オモリ20号

2.スピニングタックル(ニューカレ仕様)+カワハギ用胴付き(全長1m)+オモリ15号

3.スピニングタックル+タコテンヤ

  (スピニングタックル+ヒラメ用(全長1m+捨て糸50cm)+オモリ20号)

今回デビューしたタコテンヤ。
ソフトプラスチック製のカニの
イミテーション付き。

いつも愛用の
カワハギ胴付き仕掛け

 

釣り方

タコ釣り初挑戦のため、タコ仕掛けはネット情報を基にかなり適当です(笑
オキアミ仕掛け、アオイソ仕掛けはいつもと変わりなく、です。

1.タコ仕掛けは、ベタ底放置
PE⇒スイベル⇒テンヤで、ベタ底放置。
正直、よくわかりません(笑
今度タコ釣り船に乗りに行って勉強してくるかな(笑

2.アミコマセ+オキアミ仕掛けはコマセを段階的に撒きながら、差しエサを同調させる
オキアミの尾をカットして、針にまっすぐ刺して、オモリ(コマセカゴ)を底まで落とし、着底後すぐに1m巻いて竿を1回大きくアオル。(コマセ撒き第一弾)
もう1m巻いてまた竿を1回大きくアオル。(コマセ撒き第二弾)
そしてもう1m巻いてアタリを待つ。(海底から1m~2mくらいのところに針が来るようにして待つ。)

3.胴付き+アオイソ仕掛けは、オモリを底スレスレ
胴付きなのでオモリ着底後、オモリが底スレスレの状態でオモリで底を叩いたりしながら適度に誘い。




7歳釣り師、適度にサカナと戯れる

当日は朝から曇天模様。北からの風の影響で朝のうちはかなり肌寒かったうえ、海面がそこそこ波立っている中での出船でした。
6時半過ぎに受付を済ませ、いつものカルガモ行進に参加します。

今日もいつものカルガモ親子

沖のブイに到着後、まずは名島の手前辺りの岩礁地帯に向けて手漕ぎ進行開始です。

船宿のマスターに聞いたところでは、ボート乗り場から見て名島の反対側は地元漁師の網が入っているらしく、アンカー入れての釣りではなく流しでの釣りで、と親切に教えてくれました。
しばらく漕ぐと、海底が目視確認できるようなところが続くようになり、前回の葉山ボート釣行でデビューした魚探を確認すると、海底がデコボコした5m~10mくらいの浅場の岩礁地帯に入ったようでした。ひとまずこの辺りでタコテンヤを投入することにしました。

とはいえタコテンヤを放り込んではみたものの、明らかに情報不足な中で始めた待ち系のタコ釣り。残念ながらそんなに長続きはしません(笑
次回以降、もう少し情報収集してからということで、息子には「クラーケンはまた今度だね。」なんて言い訳しながら早々にタコ釣りを切り上げ、沖目の20mライン目指して場所移動です。

魚探の反応を見ながら、魚影が確認できる場所でアンカーを降ろして、あらためて釣り開始。今度は胴付き+アオイソ仕掛けの投入です。
アタリを待ち構える7歳児の姿は、一応それなりな感じです。
これでエサ付けや釣った魚の針外しまでできるようになれば一端の釣り師なんですが、まだまだ先かな。

アタリを待つ7歳児

細かなアタリを感じるらしく、何度かアワセを入れるとどうやらサカナが掛かったようです。あげてみるとキタマクラ。。。
まあ、本日ボウズは免れてヨシってことで、静かに海にお帰りいただきました。

本日最初のサカナ キタマクラ

その後も順調に(?)いろいろなベラだったり、トラギス(?)の仲間だったり、キタマクラだったり、いわゆる外道たちを続々と釣り上げていきます。
外道だけで五目を超えた辺りで飽きてきたらしく、しばらくして息子は船上爆睡タイムに突入してしまいました(笑



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謎のラインブレイク連発!

引き続き、22m~24mの海底が平らなところでアオイソ仕掛けを垂らしつつ、新たな試みとして、今回持参したヒラメ仕掛けにヒミツのエサを付けて海底付近を漂わせて置き竿にしておくことにしました。

魚探の映像

するとヒラメ仕掛けの竿先がビクンビクンと反応。
そっと竿を持ち替えて食い込みを待っていると、またビクンビクン。
じっと我慢して竿先が絞り込まれるのを待ちます。しばらくの後、じんわりと竿先が引き込まれていく感触が伝わってきたところで、大きくやんわりとスウィープアワセ。
みごとフッキング成功です!

ジジジッと軽くドラグが鳴り、かといって青物のように走り出すこともなく、頭を2、3度振っているような手応えを感じながらリーリングします。
ラインテンションを保ちながら、ゆっくり一定のスピードで巻き上げていくと、またドラグを軽く鳴らしながら抵抗します。

この感覚、やっぱたのしい~!笑

「なんだろ?サメ?ヒラメ?そこそこデカいかも。」

なんてことが頭をよぎった辺りで「プツンッ、あれっ!?
どうやらラインブレイク(ハリス切れ)したようです。
あげてみると、8号のハリスがザックリ鋭い歯にやられたように切れています。
孫針付きの仕掛けですが、親針まで丸ごと飲まれてたのかも。

気を取り直して、再度ヒラメ仕掛けを投入。
するとすぐにまた竿先に反応が。アタリはヒラメのような感じで、先っちょをかじって咥えたまましばらく、そしてまた咥えなおしてしばらく、みたいな感触が伝わってきます。
今度は気持ち早アワセ気味にアワセると今度もフッキング。先ほどと同じような引きで、時折鳴らすドラグを聞きながらテンションを保って巻き上げていくと、またもや「プツンッ」。。。

なんとまあ、連続して8号ハリスをぶっちぎられてしまいました。。
アタリ方や、時折ゴゴンと突っ込みながらヒラを打っているような引き方はヒラメっぽい感じなんですが、2回続けてラインブレイクとは。。

今度こそはとヒラメ仕掛けを再投入し、アタリを待ちます。
待っている間、カワハギくんがご挨拶に来てくれたりしつつ、しばらくして再度アタリ。
今までと同じようにかじって咥えて待って、みたいな感触を感じながらスウィープフッキング。
今度も見事にノリました。

合間のカワハギくん

 

ところが。。。

またもやラインブレイク。。。
3度続けて8号ハリスが歯形を残してラインブレイクとは。。。

結局この日はラインブレイクしていった魚の姿を確認することはできず、謎を残したまま、カワハギくんと小さなシロギスがお持ち帰りとなりました。

おわりに

ラインブレイクの正体はいったい?

アタリの出方、引き方から考えられるのは、サメか、ウツボか、ヒラメか、くらいですかね。
さらに海底が平たんであったことを考えると、サメかヒラメか、はたまたエイか?
アタリ方、引き方はヒラメっぽかったんだけどなあ。でも外房でのヒラメ釣りでラインブレイクなんてしたことないしなあ。てことは、ヒラメだったらメーター級?

なんて妄想しつつ、いずれにせよ、答えは次回以降に持ち越しです。
今のところ、UMA(未確認生物)ですね(笑

何とか答えが出せればと、近々リベンジしたい気持ち満載ですが、次回はいつになることやら。。

なお、この時期は特に紫外線も強いらしく曇っていても日焼けしますので、日焼け止めを忘れずに



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■筆者プロフィール
1970年代生まれの団塊ジュニア世代
妻、長男とともに都内在住。
子供のころのフナにはじまり、ブラックバス、ライギョなどの淡水の釣りを経て、海釣りへ。
たのしく釣りを」を第一に、フィッシングライフを満喫中。