2015年9月22日(火) 大磯港(神奈川県)
晴れ 中潮
干潮6:12 満潮14:23
今日、2015年9月22日は5歳の息子にとって、記念すべき生まれて初めての釣り。
1歳になる前から魚の図鑑や鳥の図鑑を熱心にめくり、NHK「ダーウィンが来た!」を毎週欠かさずに見て育ってきたこともあって、生き物、特に『さかな』には興味津々。
「釣り行ってみる?」と聞くと「行きたい!行きたい!」と大はしゃぎ。
そんな息子の期待を裏切ることなく、かつ安全に釣りするなら堤防釣りだろうということで、まずは行き先の堤防探しをはじめることにしました。
・魚は釣れるんだろうか?
・人多すぎで釣りどころじゃない!なんてことにならないだろうか?
・もし万が一海に落っこちても助けやすい場所か?
などなど、どこに行こうか悩みに悩んだ挙句、海水浴場に隣接していて、万が一海に落ちても何とかなるだろうということで、かなりメジャーな相模湾の大磯港に行くことにしました。
※子連れでのアウトドア体験の場合、「たのしい体験をしてほしい」、「自然と触れ合う中でいろいろなことを学んでほしい」ってことと同時に、「危険過ぎないだろうか?」ってことも気になりますね。
乗合船でのコマセ釣りやイカ釣り、ジギングなどの釣りはひととおり経験してきたものの、僕自身が初めての堤防釣り(海でのオカッパリ)ということもあり、しかも息子のはじめての釣り体験ということもあって、場所選びからタックル選び、仕掛けやエサ、釣り方など、手探りの中での子連れ釣行となりました。
【相模湾 大磯港】
タックル、仕掛け、エサ
タックルは全部で3セット用意しました。
エサはアオイソメ、オキアミ(ちょっと前の乗合船で使用した2Lサイズのブロックの残り)を持参しました。
1.息子用のコンパクトロッドセット
近所のキャスティングで3000円で購入した、息子用のコンパクトロッドセット。
市販のカワハギ用胴付き仕掛けとオモリ8号をセット。
2.足元投下用のベイトタックル
10年以上前にフローターでのバス釣りで使っていた5フィートロッド+ベイトフィネス仕様のリールの組み合わせのベイトタックル。
同じくカワハギ用胴付き仕掛けとオモリ8号をセット。
3.ちょい投げ用のスピニングタックル
タチウオやシーバスなどのライトジギングで使用していた6フィートのスピニングタックル。
こちらは昔マゴチ用に買って未使用の15号鉛付き天秤に市販のちょい投げキス仕掛けをセット。
釣り方
これはもう至ってシンプル。
ハリの付いたエサをさかなの前に落とせれば何でもいいんだよね?って感じです。
1.アオイソメを付けてちょい投げ
アオイソメを2、3cmくらいの垂らしにして1匹掛けし、外海方面にちょい投げ。糸ふけをとって放置。
2.オキアミ付けて足元投下
オキアミの尾をカットして、針にまっすぐ刺して足元に投下。オモリが底に着くか着かないかの状態にして放置。
何かしらのさかながいるだろうと信じて、あとはひたすら魚が当たるのを待つのみ、です。
絶好の釣り日和
7時前に現地到着しましたが、連休中日のメジャー釣り場、しかも好天予報ということもあって、すでに結構な数の先客が。天気も良いし、家族連れもちらほら見受けられます。
はじめての堤防釣りなのでどこで釣ればいいのかと思案した結果、平塚側の東堤防の真ん中辺りで釣ることにしました。
駐車場からカートを引いて結構歩いた上で、なんとかたどり着いた釣り場は海面までの距離数メートルで足場が高く、しかも砂浜隣接だからか、水深は2、3mほどといったところでしょうか。
早速エサを付けて投入すると、足元へ投入した竿の竿先がピクつくものの、エサだけ取られて帰ってきます。何かしらの生命反応はあるようです。
そこで、市販仕掛けに付いていたカワハギ用ハゲ針から小物用に用意しておいたアジ針にチェンジして再投入。
小さくてもまずは1匹、魚のサイズに合わせて針を小さくする算段です。
するとすぐに再度アタリがあり、30センチほど軽く竿をあおってアワセを入れると見事手応えあり。すかさず息子へバトンタッチします。
ぎこちないリーリングで必死に巻き巻き、みごと挙がってきたのは小さなクロダイ!
はじめて目の前で見る生きた魚、恐る恐る魚を持ちながらも大興奮!
オヤジとしては、ひとまずボウズ回避でホッと一安心。
かわいいサイズだけど、やっぱり釣れるとたのしい!うれしい!(笑
何より、目の前ではしゃぐ子供の姿が何ともうれしい!親バカ丸出しですが(笑
その後も足元中心に小さいながらもメジナやウミタナゴ、シロギスなどがポツポツと飽きない程度に釣れ、はじめての堤防釣りを十分満喫することができました。
そうそう、30cmくらいのアイナメが釣れた時は、周りにちょっとした人だかりができて一瞬ヒーローみたいになりました(笑
ごめん、写真撮るの失念、残念!
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おわりに
今までしてきたマグロ船やジギング船なんかの、「いざ勝負!」といった釣りでの空気感からは対極に位置する堤防釣り。のんびりと時間が流れていく感じが、子供のころに経験した川釣りの雰囲気に似ていて、何とも懐かしい感じを覚えました。
「狙った魚を釣る」であったり、「大物を狙う」といった釣りではありませんが、純粋に「さかなを釣る」って楽しさを味わうことができ、息子も大満足したようです。
子供を連れてアウトドアで釣りを楽しむって、何ともぜいたくな遊びだと思いました。
今回、はじめての堤防釣りということもあって何もかもが手探りの状態での釣行でしたが、「何を持っていったら良いのか?」にちょっと悩みましたね。
そんな中、クーラーをはじめとした荷物を転がすキャリーカートに折り畳み椅子やウェットティッシュなんかを持参したんですが、持って行って正解だったなと思ったのは、氷をたっぷり入れたステンレス製の水筒です。
僕も息子も暑がりなうえ、冷たい飲み物を常に飲みたいなと思っていたことから、氷をたっぷり入れた保冷水筒と2Lのペットボトルを持参して、水筒に注ぎ変えながら喉を潤してました。
コッキーンと冷えてて最高でしたね~。
やっぱ暑い夏は氷と十分な水分ですね。
保冷水筒は、熱中症対策として欠かせないアイテムです。
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