乗合船釣り

第8回幸丸ヒラメ釣り大会@外房飯岡 2018年11月

投稿日:2018年11月26日

2018年11月25日(日) 外房飯岡 - 幸丸(千葉県)

晴れ 中
干潮11:02 満潮5:56

秋も深まってきた今日この頃、今年もやって参りました、ヒラメシーズン!
場所によっては、ほぼ年がら年中ヒラメ釣りができるとはいえ、11月くらいから2月くらいにかけての寒い時期のヒラメは「寒ビラメともいわれ、脂の乗ってくる「旬を迎えるさかな」です。

そして昨年に引き続き、今年も行ってまいりました、千葉県外房飯岡の幸丸さんでの第8回ヒラメ釣り大会

東京都内から東関東自動車道を一路東へ。
犬吠埼、銚子方面へ大栄ICまで。片道2時間弱、100kmを超えるちょっとした旅路です。
最近、2018年4月から東総有料道路が無料開放されて有料じゃなくなったんですよね。
片道210円ですが、ささやかなしあわせ、ちょっとうれしい(笑

千葉県外房飯岡の幸丸さん単独で開催されるこのヒラメ釣り大会ですが、人気の船宿さんだけに今回のヒラメ釣り大会も100名超(?)の参加者を集めて盛大に行われました。
好天予報の三連休最終日、暖かい陽気と多少のうねりの中で熱い闘いが繰り広げられました。




【外房飯岡 幸丸】

 

タックル、仕掛け、エサ

今回もいつもの相棒、汎用性の高いライトタックルセットで臨みました。
仕掛けは、自作仕掛け5セット、市販のトリプルフック仕掛け5セットの計10セットを用意。

また、前回の第7回幸丸ヒラメ釣り大会での教訓を生かし(笑、スーパーの生イワシは持参せず、船宿支給の活きイワシ一本で行きました。

(スーパーで購入して持参したイワシエサ、いわゆる死にエサでは結局、カスザメウツボしか釣れなかったので。。。)

【タックルセット】
1.シマノ ライトゲームSS モデラート TYPE64 M235
シマノ フォースマスター400(PE2号200m)
 +ヒラメ用泳がせ仕掛け(全長1.6m前後の胴付き仕掛け:幹糸7号80cm+捨て糸4号30cm~50cm+ハリス8号60cm~80cm)
 +オモリ40号~100号

 

釣り方

「エサのイワシがなくなると、早上がりで帰ることになるのでイワシは大事に使ってね~」

総勢20名近くが乗船した幸丸31号船の佐藤船長の一声、開始時は各自2匹ずつの配布となったエサのイワシ。
何よりも重要なエサのイワシとの付き合い方は常に意識すべき重要ポイントですね。

イワシをいかに弱らせずに針掛けするかうろこがなるべく取れないようにイワシをやさしく手のひらに包みながら、上あごの固い部分に親針シングルフックを、尾びれの近くの背中側に孫針のトリプルフックを1本だけ引っかけて手際よくフックセットします。

そして投入後のタナ取り
オモリが底に着いたら常にオモリが底スレスレ(「底ダチをとる」=オモリを底に這わせる)から50㎝~1m上層を漂っている状況をイメージしながら、ラインテンションを保ちます。

時折、リールのクラッチを外して底を取り直して、イワシを泳がせるタナを常に微調整していきます。

船はゆっくり移動しているため、そのままにしておくと底からオモリが離れてしまったり、逆にベタ底になって糸がたるんだりして根ガカリする可能性があるため、置き竿にはせず、オモリが底をコツンコツンと叩く感覚を感じながら、糸を出したりリールを巻いて糸ふけを取ったりして常にオモリの位置(=イワシの泳層)を調整していきます。

たまに誘いとして底から2、3mほどリールを巻いて上の層でしばらくイワシを泳がせた後、またゆっくり底まで落としてみてアピールしてみたり。



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戦の前の熱気@幸丸

3時過ぎに船宿に到着し、今回も現地前泊で釣り座を確保してもらっているK氏と合流しました。
(Kさん、毎度毎度すみません。ありがとうございます!!)

深夜の幸丸

 

乗船名簿への記載と乗船料+大会参加費14,000円を支払い、クルマで港へLet’s Go。
港ではすでに多くの釣り人が待機しており、乗船を今か今かと待っている状況でした。
4時半を過ぎるころには港は釣り人でごった返す感じで、いよいよ乗船開始です。

いよいよ出船!

 

朝一からいきなり良型ヒラメ!?

港を出て小一時間ほど走ったところでポイントに到着。
今日も変わらず、幻想的な朝を迎えてます。

幻想的な朝

 

僕たちは左舷トモ側(船の後方)に陣取り、釣り開始です。
ドキドキの第一投目、毎度毎度たまりませんね~笑

すると間髪入れずに左隣で釣っていたK氏が「来たヨ~」の一声。
もうですか?見ると竿先がグオン、グオンと海面に向かってるじゃないですかっ!

しっかり喰わせてアワセを入れるとなかなかの引きらしく。
揚がってきたのは3.5kg超の良型ヒラメ

いきなりですか!?早掛け賞ゲットなだけでなく、早くも表彰台確定?
前回同様に船内一番乗り、しかも入賞も狙える良型ゲットとは。。うらやましい~!

と、僕にも早々に初日が出て2kg弱くらいのヒラメゲット。ひとまずボウズ回避~。

しかし。。。

イナダだったり、沖メバルだったりと、肝心のヒラメのあとが続かない。。。

しかもイナダ系の青物がヒットすると走りまくりのオマツリしまくり、仕掛け絡みまくり
釣り大会みたいに人が大勢乗ってると、それはそれは大騒ぎ、船内至るところでオマツリ騒ぎだったり。。。

イワシのおこぼれ狙いの
カモメたち

きれいな朝陽の風景

結局、ヒラメ3枚に沖メバルで沖上がり。
Kさんもあとが続かず、ヒラメ3枚にイナダで終了、と相成りましたとさ。

 

今年も飯岡港での表彰式はほのぼの

沖上がり後、港に戻って軽トラの荷台に積まれたタンクからの水で手を洗い、温かいおしぼりサービスを受けて検量、表彰式へ。
この沖上がり直後にハンドソープ付きで手を洗えることと、温かいおしぼりって、「実は結構満足度が高いサービスなんじゃないか?」って思ってるのは僕だけでしょうか?

検量の結果、結局、今年は残念ながらKさんも入賞ならず。
僕に至っては、ミヨシ(船の先頭側)で大きいサイズが立て続けに揚がっていたのを見てたので検量すらせずじまい。。。

優勝した方は5kgオーバー、上位3名の方々はいずれも4kgオーバーのヒラメを釣り上げた方たちでした。
いやはや、大会で上位入賞するのって難しいですね~。
一応、沖に出るときは表彰台に上がってる姿を想像して出ていってるんですけどね~笑

表彰式の風景
マイクを持つ幸丸社長
とても気さくな方です

大会参加者のみなさんを後ろから
何とものどかな感じ~

幸丸で釣りした後はこれ
昼食として振る舞われるカレーライス
これがまた、なつかしさを感じてウマい!

 

最後は船長、おかみさんを交えたいつものジャンケン大会。
参加者全員にお菓子が配られたほか、お肉やらハマグリ、お米、クーラーボックス、釣具屋さんの商品券などを賞品として提供していただき、今回も釣り大会は無事終了となりました。

おわりに

今回もホント楽しかったですね~。
まいどまいど、Kさん、幸丸さん、ありがとうございました!

終日天候にも恵まれ、ヒラメのご機嫌もそこそこ良かったらしく、船中は魚の活気に満ち溢れてましたが(船中ボウズなし?)、いろいろな意味でかなり賑わってましたね(笑

オマツリ騒ぎの賑わいの中では、ちょっとしたアクシデントにも出くわしましたし。

そもそも、混雑する乗合船ではオマツリなんて当たり前、日常茶飯事です。
本来、オマツリ(ほかの人と仕掛けが絡むこと)したときは、お互いに「すんませ~ん!(てへっ、ごめんね)」とか言いながら、大らかにやり過ごすのが『大人の流儀』ってもんかなと。

ただ、実際にオマツリしたときは、慌てず騒がず慎重に、でも手際よく対処する必要があります。
「オマツリはお互い様」の精神で、素早くほどけない時は速やかに中乗りさん(乗船している助手のひと)に対処をお願いした方が、無難で確実ですね。

間違っても、慌ててPEラインを切っちゃう(しかも自分のじゃないPEを切っちゃう)、なんてことは避けたいところですね。
そのあと釣りできなくなってしまう可能性もありますしね。

経験値とサービス精神を兼ね備えてる中乗りさんなら、快く、しかも手早く的確・確実に対処してくれますし。
オマツリしたときは、プロの中乗りさんか船長にお任せした方が安心・確実です。

 

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そして意外な収穫というか、ジャンケン大会の賞品でもらった卵(鶏卵)がこれまた抜群にウマかったです!
昨年2017年のテンヤマダイ大会の賞品でもらったシラスも確かにウマかったですが、今回もらった卵もヤバいですね(笑

サントクファーム(たまごや とよまる)で採卵された(?)鶏卵らしいのですが、

  • 黄身も白身もこんもりとしてて、
  • 黄身の形がまさにまん丸の球型で弾力抜群
  • おまけに黄身の色が濃くて、黄色というか濃い~オレンジ
  • しかも食べると濃厚、濃厚、濃厚(3回言っておきます笑)

今まで食べてた卵はいったい何の卵だったんだ?ってくらい、「サントクファーム」の卵、マジでウマいです。

やっぱり地のものって、ウマいものいっぱいですね。
ビバ!千葉県旭市!

もらって5日目の12月1日時点の生卵
この黄身と白身の張り、ツヤ、色の濃さ
ちなみに賞味期限は12月8日まで
産みたてだったらどんだけ??

 

【サントクファーム 野中店】

 

寂しげなクーラーボックス
一応、ヒラメ3枚入ってます

メバルは煮付けに
これがまたホクホクでウマかった!

途中で出くわした竜巻
船長の判断で
船はすぐさま回避行動

 

明日も楽しい釣りを!



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■筆者プロフィール
1970年代生まれの団塊ジュニア世代
妻、長男とともに都内在住。
子供のころのフナにはじまり、ブラックバス、ライギョなどの淡水の釣りを経て、海釣りへ。
たのしく釣りを」を第一に、フィッシングライフを満喫中。